ペンタのブログ

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Zenfone Goを修理しました

 今回はASUS製のZenfone Goというアンドロイドの機種を修理した話です。

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引用元:https://www.asus.com/jp/Phone/ZenFone-Go-ZB551KL/

 Zenfone Goは親が使用している機種なのですが、2017年頃から使用して2、3年ほど経った時に、急に充電が不安定になってきました。具体的には充電ケーブルを挿しても、充電ランプが点滅して充電ができないという症状です。

 早速調べてみると、この機種はどうもコネクタ部分が壊れやすく、接触不良を起こしているということでした。僕の場合は充電ケーブルを100均のものに交換すると、一度は充電されたのですがすぐに充電ができなくなったのでほぼ確実に接触不良だなと思いました。

 そこで、スマホの修理を公開しているYoutube動画やサイトがあったので、幾つか参考にして分解してみることにしました。

参照:https://www.youtube.com/watch?v=meaMHEHN30M

 Zenfone Go用のマイクロUSBコネクタを新しいものと交換しても良かったのですが、調達するのが面倒というのと、はんだ付けの技術に自信がなかったことから半田ごてで撫でるだけにしました。基盤が薄く、分解には慎重さが求められましたが、動画の説明が分かりやすかったので無事に作業を終えることができました。

 分解して思ったのですが、コネクタを固定している足の部分のはんだ付けが不十分なように感じました。それが原因で端子部のはんだがグラついて接触不良になりやすいのかなと思います。たっぷりとはんだで固定してあげれば端子部がグラつくことは無いと思いますし、USBの抜き差しにも耐えられるなと素人目線ですが思いました。

 一応、今回の処置で固定する足の部分にもはんだを少しだけ盛りましたが、今後どの位耐えられるかが心配です。それもあって今後はマグネット式のUSBケーブルを採用することにしました。それがこちらです。

 

  マグネット式にすれば抜き差しすることが無くなるので、より長い間使うことができるということです。本当は新しく機種を買い替えても良かったのですが、バッテリーのへたりもあまりない状態だったのでこの方法が一番良いのかなと思います。それにしてもコスパが高いZenfone Goですが、やはり値段なりの耐久性なのだなとつくづく思いました。

 その後修理が終わってから1日何事もなく使ってもらい、充電をしてもらったのですがそこでハプニングが起きました。なんと、また充電が不安定になってしまったのです。そこで使っていたのは、純正の電源アダプタと充電ケーブルでした。これはおかしいと思い、アップルのiPhoneの電源アダプタと100均の充電ケーブルに繋ぎなおしました。すると何の問題もなく充電できたのです。

 記事の最初の方で接触不良と書きましたが、電源アダプタの不良である可能性も出てきました。また、アップルの電源アダプタと純正の充電ケーブルで接続しても問題なく充電できたので、ケーブルの不良は考えにくいです。今思い返すと分解してはんだ付けした時に、ルーペを使って接触不良であることを見たわけではないので完全に確認不足でした。

 やはり一番最初に問題が起きた時に原因をもっと追究すべきでした。今考えられるのは、コネクタ部を交換したわけではない為、USBの抜き差しによって再び接触不良が起きてしまっている。というのと、電源アダプタの故障という2つの原因です。しかしネットで充電不良についてさらに詳しく調べてみると、2つの原因だと絞るのは早計であることが分かりました。

smartmaxtokyo.wixsite.com

 このサイトを見てみると充電不良になる原因は多岐にわたるということで、機器の組み合わせから基盤不良、ソフトウェアなどに起因しているかもしれないとのことでした。実際のところどちらなのか、それとも別の原因があるのか今後も使用を継続して原因を解明したいと思います。