地デジ用アンテナの作り方【ヘンテナ】
みなさんこんにちは、ペンタです。
今日はヘンテナというものの作り方をご紹介したいと思います。
ヘンテナ。初めて聞いた方も多いと思いますが、アンテナの自作版のことを意味するようです。具体的には地デジ用のアンテナになります。
地デジアンテナというと、八木式アンテナといって魚の骨みたいなアンテナが一般的です。それに加えてデザインアンテナといって箱型のようなコンパクトな見た目のアンテナがあります。あとは部屋の中に設置するタイプの小型アンテナがあります。
いろんな種類のアンテナがありますが、今回作り方を説明するヘンテナは、室内に設置できるタイプのアンテナです。しかも、そこそこ実用に耐えうるだけの性能を持ったアンテナなのです。
ちなみに初めて知ったのはこの方の動画を見てからです。
すごく簡単に作れるアンテナということで興味を持ち、自分でも今回作ってみました。
必要なもの
1 両面テープ
20mm幅のテープが良いそうです。
2 アルミホイル
アンテナ本体になる部分です。
3 段ボール
家にある要らない段ボールで十分です。
4 ハサミまたはカッター
段ボールやアルミホイル、同軸ケーブルを加工するのに使います。
5 ネジ、ナット
同軸ケーブルの端子をアンテナに固定するのに使います
6 結束バンド
同軸ケーブルをアンテナに固定するために使います。
7 同軸ケーブル
4CFBや3CFBでも構いません。僕は3Cで製作しました。
8 定規、メジャー
決まった大きさを測るために使います。
9 F型コネクタ接栓
同軸ケーブルに合ったものを購入してください。
以上です。
同軸ケーブルは5mもあれば十分です。テレビから窓の距離が離れていればもっと長い方が良いかもしれませんが、電波状況が良ければ短くても問題ないことが多いと思います。
手順
①
まず、段ボールを34cm×12cmの大きさにカットする。
※強度に不安がある場合はベニヤ板にするか、もう一枚段ボールを用意して重ねて下さい。
②
段ボールの四隅に20mm幅で両面テープを貼る。34cmの真ん中にも同じように両面テープを貼る
③
アルミホイルを被せて、段ボールのふちに沿って切り取る。この時、できるだけシワにならないように貼り付けてください。
④
両面テープに沿ってアルミホイルを切り取ります。段ボールなので一緒に切り取らないように気を付けます。中心部分は5mm幅で両面テープと一緒に切り取り、剥がします。
⑤
同軸ケーブルの端3,4cmのところでビニル被覆を剥がし、。編組線をバラバラにしてよじる。編組線から4mmほどのところで芯線を傷つけないように周りの被覆を剥がす。
詳しい方法は上で紹介した動画の6:54~で説明されています。
⑥
編組線と芯線を丸めて上からアルミホイルで固める。手順④で出たアルミホイルの切れ端を使うと良いです。
⑦
段ボール本体に固定する。ネジで固定する為、アルミホイルに穴をあける。
⑧
同軸ケーブルを結束バンドで固定する。
TV接続側にすでにコネクタ部がある場合はこれで完成です。
⑨
同軸ケーブルのTV接続側にF型接栓を取り付ける。
この時、かしめる工程がありますが、この部分は結束バンドでの固定で大丈夫です。
以上がヘンテナの作成方法です。
家にあるもので簡単に作ることが出来るので挑戦してみると楽しいと思います。
実際に使用してみると、僕の住んでいる区域では問題なくすべてのチャンネルを受信することができました。八木式アンテナでいうと3素子くらいの性能だそうです。
お住いの電波強度にもよると思いますが、受信できる位置を探れば実用に十分耐えうる性能を発揮するのではないでしょうか。