ペンタのブログ

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iPhone8のバッテリー交換

今回はiPhone8のバッテリー交換をした話です。

 

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 iPhone8を購入してから2年ほど経過したのですが、最近バッテリーの減りがかなり加速してきました。朝からメールチェックくらいしかしていないのに昼頃には70%を切り、夕方になると調べものを数回しかしていないのに30%になってしまうようになりました。

 休日に調べものや動画、ゲームアプリなどで多用していたので劣化してしまったのだと思います。夕方の早い段階で残量が30%というのは少し不安になってきました。しかもあまり使っていない平日でそのバッテリーの持ちなので、いよいよ寿命が来たという感じです。しかしバッテリーの最大容量という項目を見てみたのですがまだ95%でした。感覚的には最大容量が70~80%になった印象でしたが、この辺は良く分かりません。

 このまま機種を買い替えるというのはかなりもったいないと思い、今回バッテリーの交換を決めました。というのも機種を購入した金額が10万円近くだったので、とても2年では減価償却しきれていないと思ったからです。2年で4万か5万は高すぎます。一年あたり1万くらいに抑えられたら満足なんですけどね。

 僕の場合はアップルケアに入っていなかったこともあり、保証が受けられなくなることも考えましたが自分で交換することにしました。iPhone6の時よりも防水パッキンなどが新たに装着されていることもあって難易度が上がるみたいですが、分解動画やサイトを頼りにまずは調べてみました。

 わかりやすいのがiFixitです。このサイトはあらゆるデバイスを分解して、その難易度を確かめ、分解方法を公開しています。

jp.ifixit.com

 iPhone6のバッテリー交換の時もこのサイトにお世話になりました。分解する為の工具がそろっていて、ある程度手先が器用であればできると思います。やはり素人の作業になってしまうのでバックアップや、壊れた時のリスクを考えて自己責任で行う必要があります。

 バッテリー本体の調達ですが、ネットで調べるとかなりたくさんのメーカーから出品されているので簡単に行うことが出来ます。値段も2000円程度で自分で交換することを考えるとかなりコスパは高いと言えます。実際に公式で交換依頼をすると5400円かかってしまうので約半分くらいは節約できるのではないでしょうか。とはいえ壊れるリスクも考えると工賃である2、3千円はそこまで高くはないのかもしれません。

 

 

 交換作業ですが、iPhone8は最初の段階で結構苦労しました。ライトニング端子の両端にある星形ネジを取り外した後、温めてディスプレイと本体を分離させるのですが、これがとにかく固いです。ドライヤーなどで十分に温めないと、本体とディスプレイを固定している防水パッキンがかなり強固にくっついていてなかなか離れません。少し隙間ができればピックを使って開けることができます。

 開いた後は諸々のネジを緩めて部品を取り外し、バッテリーの交換です。このバッテリーの交換もかなり苦戦を強いられました。前回のiPhone6の時もそうだったのですが、バッテリーを固定している特殊な両面テープの取り外しが大変です。ピンセットや指で巻き付けて引っ張るのですが、力加減を間違えると途中で切れてしまいます。

 その場合はヘラを使ってバッテリーを少しずつ剥がさなければいけません。大抵の場合、バッテリーが少したわんで変形してしまいます。この時点でリチウムイオンバッテリーが使用されている為、大変危険な行為だと言えます。それを乗り越えれば、あとは新しいバッテリーを装着して、新しい防水パッキンを貼り、最初と逆の手順で組み立てれば交換は終了です。

 文面で書きましたが、最初の本体とディスプレイを分離する作業と、古いバッテリーを取り除く作業の2つはかなり大変でした。コツを掴めばそうでもないかもしれませんが、初めての作業にはハードルが高いかもしれません。僕の場合は以前iPhone6の分解を経験していたのでなんとか行うことができました。結果としてバッテリーの持ちが購入当初のように復活しました。とりあえずバッテリー交換方法の備忘録として残しておきます。

 

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