ペンタのブログ

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QC35のノイキャン劣化?

こんにちは、ペンタです。

 

今回はQC35のノイズキャンセリング機能が劣化しているのではないかと思ったのでいろいろ調べてみた記事です。

 

QC35の使用感などのレビュー記事は下に貼っておきます

penta-blue.hatenablog.com

 

BOSE ノイズキャンセリングヘッドホン QC35 ブラック クワイエットコンフォート ボーズ QuietComfort35 黒 ノイズキャンセル ヘッドホン ワイヤレス ヘッドフォン Bluetooth ブルートゥース NFC対応


感想(5件)


 これまでQC35を快適に使用していたのですがある時、異変に気が付きました。それは、ヘッドホンのファームウェアをアップデートしてからのことです。BOSEのヘッドホンは「BOSE Connect」というアプリケーションでファームウェアを常に新しい状態にアップデートできます。この機能を使ってしまって、明らかに聞こえ方が変わってしまいました。あまり気にしないようにして今では普通に使っていますが。

 

 最初に購入したときはBOSEのアプリなどは気にせず、普通にペアリングして単体で使用していました。しかし、いろいろネットで調べているうちに「BOSE Connect」というアプリケーションを使ってファームウェアをアップデートすることでノイズキャンセリングのレベルを3段階で切り替えることが出来るようになるということを知りました。もともとQC35の1世代はノイズキャンセリング機能は常時ONの状態のみのサポートだったようですが、いつでもこの機能を切り替えられるというメリットに惹かれてすぐにアップデートしたわけです。

 

 すると、なんとなくホワイトノイズがサーっという感じで聞こえるようになったんです。そして周りのノイズが心なしかすこし大きく聞こえるようになってしまいました。もう少し細かく言うと、耳への圧迫感みたいなものが明らかに少なくなったのです。購入当初、ノイズキャンセリングをオンにすると鼓膜への圧迫感がありましたがそれが弱くなっていました。こういう感覚的なものは自分だけか不安になってくるのですぐにネットで調べました。すると、価格コムのレビューで同じような症状の方がいらっしゃったのです。ただ、その方もノイズキャンセリング(以下NC)が弱くなったような気がすると書かれているので主観的な情報でした。

参照

価格.com - 『ファームウェア4.3.6』 Bose QuietComfort 35 wireless headphones II のクチコミ掲示板

 

 

 もう少し調べてみようと思い、今度は海外のサイトも見てみました。すると、BOSEのコミュニティーサイトで結構その症状を訴えている人がたくさんいました。

 

community.bose.com

 

 また、こちらの投稿はQC35の第二世代について書かれてありましたが、相当数の方がファームウェアのアップデートによるNCの劣化を感じているようです。すべて英語なのでグーグル翻訳に頼って読み漁りました。

 

community.bose.com

 これは早まってアップデートしてしまったと思って、解決法を探していたのですが、調べているとファームウェアをダウングレードしている人がいるという情報にたどり着きました。スマホのアプリ上でアップデートを行うのではなく、PC上でアップデートをする方法があるようです。しかし、その方法を利用したダウングレードはすでに使えなくなっていました。(知識不足で出来ていないだけかもしれませんが)実際にQC35本体をUSB接続してサイト経由でダウングレードを試みたのですが、USBで接続してもPC側が認識してくれませんでした。どなたか詳しい方ならできるかもしれませんが、BOSEが公式でダウングレードする方法を認知しているようでPC上からできないようにサイトを改変したのでしょうか。

 

 いろいろな方の情報を見ていると、アプリ上からのアップデートではなくPCからのアップデートでないと内部でファームウェアの書き換えがうまくいかず、不完全な状態になるという見解も書かれていました。ですがダウングレードできないので今のところ対応策は見つかりません。どちらにしても多くの人がこのNC機能の低下を感じているのは事実のようです。

 

 BOSE側もこの問題は把握しているようですが、NC機能に関するプログラムの変更は行っていないと述べていました。それで問題解決に向けて、聞き取りや調査などを行っているとの公式メッセージを発信しています。

community.bose.com

 しかし、1月24日以降の進展は今のところ無く(執筆時3月時点では)、分析中で後ほどより詳細な連絡を行うとのことです。一部ではこのNC機能の低下はBOSEが新製品を購入してもらう為に意図的に行った改悪だとする人たちもいます。それは誰にも分かりませんが、BOSEコミュニティを細かく見ていくと、ある人が問題に対して興味深い答えをしていました。

 

 それは、NC機能の低下はBOSE側が意図的に行ったのではなく、ハードウェアとソフトウェアの相互問題だということです。つまり、ソフトウェアとしては正当な更新を行ったのにも関わらず、ハードウェア側(特にNCに関わる部品において)で意図しない動作が発生しているということです。これによりNCの度合いが異なるという結果が生まれたのではないかと書かれていました。これに関しては全く知識がないのでなんとも言えませんが、このコメントを読んで一人でなるほどなと思いました。

 

 というのもこの件に関して調べている中で、ソニーのヘッドホンでも同様の不具合が一部で起きているという情報を目にしたからです。

bbs.kakaku.com

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感想(20件)


 どちらにしても大筋でNCの機能になんらかの変化が起こっていることは確かなようです。Youtubeにもこの問題について検証している動画が幾つか上がっていました。

 


www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

 一番上の動画ではノイズの大きさを比べていました。アップグレード後はピンクノイズが大きくなっているようです。真ん中の動画はドイツ語で内容が良く理解できませんでした。英語の字幕で気力があれば翻訳したいのですが。。。一番下の動画もあまりよく分かっていません。いずれにしてもBOSEファームウェアのアップデートによってNC機能の差が生まれる原因について解明し、それを修正するアップデートを行ってくれることを期待するのみです。

 

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感想(0件)


 僕が購入したのは発売から4年ほど経過しているQC35Ⅰなのでそこまで期待できませんが、後継機種であるQC35Ⅱは現在でも店頭に並ぶ製品なので今後ぜひ解決していただきたい問題だと思います。やはり高い買い物ですし、ブランドの力も大きいので同じような問題を抱えている方たちは解決を願っているのではないでしょうか。