【Windows10】クイックアシストが便利
こんにちは、ペンタです。
今日はWindows10に標準でインストールされている「クイックアシスト」というアプリについてです。
このアプリはWindows10のバージョン1607をインストールすることで標準機能として利用できるようです。それ以前のバージョンの場合はリモートアシスタンスというアプリとして存在しているようです。
参照
この機能を使うことで、ネットワークを介して2台のPCを接続することができ、片方がもう一台のPCを遠隔操作することができます。遠隔操作といえば、いつしか起こったパソコンの遠隔操作事件を思い出しますが、勝手に操作できるというわけではありません。
使用にはマイクロソフトアカウントが必要で、接続の際には支援を受ける側の人がセキュリティコードを入力する必要があります。(下図参照)また、遠隔操作中に相手側も操作可能で、操作権限を与えるかどうかも決めることができます。
基本的には家族や友人など、信頼できる人との作業になると思いますが、シンプルで分かりやすい設計になっています。何かパソコンで不具合が起こって助けて欲しい時や、画面を共有して説明したいときなどに便利な機能だと思います。
僕も実際にパソコンの操作のことで分からないことがあるという親戚にこのクイックアシスト機能で自宅にいながら問題を解決したことがあります。わざわざ家に行く必要がないので、現地に行く時間も節約できます。その時は電話を繋いだ状態で指示を行い、PCへの接続をしました。その時はWindows7からWindows10へ移行した後に、個人ファイルがどこにいったか分からなくなったということだったので、電話でフォルダの場所を確認しながら操作をして無事に見つけることができました。
ほかにもリモートデスクトップというアプリがWindowsには備わっているのですが、これは主に自分のPCを出先などの遠隔から操作したいときに用いるもののようです。何か友人や家族のPCに問題が起きて操作方法などを教えるような使い方には向いていないみたいですね。僕はスマホやタブレットからPCを操作する時などに使用しています。用途にあわせてクイックアシストと使い分けると良さそうです。
クイックアシストは事前の準備を必要とせず、Windows10のPCでインターネット環境とマイクロソフトアカウントがあれば簡単に開始できるサポートツールなので、かなり役立つアプリだと思います。遠方にいる友人や家族がPCの問題にぶつかって対処出来ないときに、解決できるかどうか試してみるのはいかがでしょうか。