ペンタのブログ

PCや車、音楽、ガジェットが好きな大人です

BOSE QC35の使い心地、レビュー

こんにちは、ペンタです。

 

 今回はBOSEのヘッドホンQC35のレビューをしたいと思います。

音質、着け心地、使いやすさ、ノイズキャンセリング機能の4点について書きます。

まず購入したきっかけが旅行で飛行機に乗る時に騒音が酷くてかなり疲れたからです。

そこで出会ったのがこのノイズキャンセリングヘッドホン、QC35です。

 

BOSE QC35 II

 

音質

  今までにヘッドホンは6,7個使ってきましたが、音質は好みの問題かなと思っています。音質はやはりBOSE製ということで低音が気持ちよく響く印象です。ズンズンというよりは暖かく広がるような低音かなと思いました。

 

 音質に関してはBOSEは再生周波数帯域を公開していないので、BOSEサウンドに自信を持っていてとにかく聴いてみて!という感じなのだと思います。やはり値段が3万~4万円するということもあり、1万円以下のヘッドホンとは聞こえ方が違うのが分かりました。また、長時間聴いていても疲れにくいセッティングになっていると思います。低音が主張しすぎずに伸びやかというのと、高音域と中音域のバランスが良いという点が気に入っています。ひとことで言うと「心地よい音」です。

 

 また、このヘッドホンは有線接続にも対応しているのですが、僕の耳では音質の差はほとんど感じられませんでした。強いて言えば有線のほうが少し音の輪郭がはっきりしていて明るい感じがしました。バランスがいいという感じでしょうか。聞き比べてみると無線接続の方が低音が増している印象を受けました。好みの問題になりますが、僕は無線接続の方が低音が強調されているのと、コードレスで動きやすいので無線で使うことの方が多いです。

 

着け心地

 僕が購入したのはQC35の初期モデルですが、とても軽い為長時間着けていても疲れにくいです。240gということなのでリンゴ1個分くらいでしょうか。少なくとも2時間程着けていても気にならないくらいの重さです。

 

 そして疲れにくさに貢献しているのがイヤーパッドだと思います。今まで1万円以下のヘッドホンばかり使ってきましたが、側圧が強かったり、イヤーパッドが硬かったりで耳や頭が痛くなっていました。しかしこのQC35はぷにぷにのイヤーパッドで側圧もかなり控えめになっているので痛くなることはありませんでした。イヤーパッドは合皮でウレタンを使用しているみたいですがこれがすごく心地よくて何時間でも着けていられそうな感じがします。

 

 ただ欠点もあって、密閉性が高いのと材質が合皮ということで耳に熱がこもりやすいということがあります。実際に運動などで使ったときは耳が蒸れて合皮が汗で湿ってしまいました。飛行機などの移動中や、PCなどの軽作業中に使用するのがベストかなと思います。また、夏に使用するのは少し暑くて長時間使えないなと思いました。

 

使いやすさ

 これはBluetooth接続ということでかなり使いやすいと思います。家の中での使用であれば部屋を移動したりしても音楽が途切れることなく楽しむことができます。電源がスイッチ式になっている点もとても良いと思いました。ボタンのように気づいたら電源が入りっぱなしになっていたということが少ないからです。また、スイッチなのでボタンのように長押しなどせず、切り替えるだけで操作ができるという点もあります。

 

 操作ボタンも音量+-、再生・一時停止などに使用するボタンの3つだけでシンプルです。最近はタッチセンサのボタンになっている製品も多くなっていますが、ボタンの方が誤操作がないので気に入っています。そしてQC35は2つの機器に同時ペアリングできるので音源のソースを切り替える時がとてもスムーズです。たとえば、iPhoneで音楽を聴いていたけれど途中でiPadYoutubeを見たくなったというときなども、最初に2台ペアリングしておけば自動で音源を切り替えてくれます。また、一度ペアリングしておけば電源を付けたら自動的に2台に接続してくれるので便利です。

ノイズキャンセリング機能

 最後にノイズキャンセリング機能ですが、初めて体験するとびっくりすると思います。ヘッドホンをした瞬間に静寂が訪れる、と書きたいところですが実際は雑音や騒音を消してくれる機能なので人の声などは少し聞こえます。しかし、ヘッドホンを外すと分かるのですが、本当にたくさんの雑音が消音されていることに気づくと思います。特に低音域の騒音(車の音や飛行機の音など)がかなり抑えられてほとんど気にならないレベルまで抑えられます。

 

 無音状態で耳を澄ますと外の音が少し分かるかもしれませんが、音楽を聴いているとほぼ全くと言っていいほど周りの音は気にならなくなります。もちろん、騒音のレベルによると思いますが、音楽や作業に集中する環境を作るという意味ではかなりの効果を発揮するはずです。イヤーパッド自体に密閉性がある為それだけでも遮音されますが、ノイズキャンセリングをONにすると一気に低音ノイズが消去されるので自分の舞わrが壁に囲まれたような感覚になります。

 

 一方で中音域や高音域のノイズは消えにくい感じがしました。例えばキーボードのカタカタ音やクリック音、テレビのセリフ、流し台の水の音、近くの話声などは小さくなるだけで完全に消えることはありませんでした。でも、音楽を聴いているとそれらの音もあまり気になることはなかったので、特に影響が強い低音部分を中心にキャンセリングするようにセッティングしてあるのかなと思いました。実際にあまり周りの音が聞こえなさすぎても危険な場面があると思うので、ちょうどよいのかなと思います。

まとめ

 QC35は集中したい環境を作る上で優秀なノイズキャンセリングヘッドホンだと思います。BOSEサウンドは好みの問題ですが、長時間の使用や複数のデバイスでの使用など使いやすさも考慮されたヘッドホンなので満足度は高いと言えます。

 

 

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